2025/08/04 おもちゃ
お子さんが遊んだあとの片付け大変ですよね。
「自分で片付けてくれるようになったら楽なのにな〜」
そんな風に思っている親御さんも多いと思います。
片付けの習慣は、小さい頃から身につけて欲しいものです。
「でも、何歳からおもちゃの片付けできるようになるの?」
そんな声にお答えして、ここでは、おもちゃの片付けは何歳から始めるべきなのか?
片付けを始める年齢についてご紹介するとともに、どんな風に始めたら良いのか、またお子さんが楽しく片付けができるポイントについてもご紹介いたします。
片付けは、早い時期から習慣づけしておくと良いとされています。
まずは、親御さんが片付けに誘ってみて、お子さんが片付けに興味を持ったらチャンス!
そこから年齢に合った声かけをしながら、少しずつできることを増やしすことで、お片付けが自分でできる子に成長します。
ここからは、年齢ごとの声かけのポイントなどをご紹介いたします。
この年齢のお子さんは、まだ自分で片付けをするのは難しいのですが、潜在意識に働きかけることは可能です。
そのためには、片付けへの興味を持たせるためのアクションを行なうことが必要となります。
親御さんが楽しそうの片付けをしている姿を見せて、「キレイになったら気持ちいいね〜」などと声かけをすることで、お子さんは、片付けへの良い印象を持つことができます。
小さい頃からこのような経験を積み重ねていくことにより、徐々にお片付けができるようになります。
言葉を理解するこの年齢のお子さんには、「これはあそこにお片付けしようか」「ここにしまってね」などと、親御さんがお子さんに声かけをすることが大切です。
こうすることにより、お子さんは、何をどこにどんな風にしまえば良いのかを学習することができるのです。
また、親御さんが片付けしている姿を見せることも大切です。
お子さんは親御さんの姿をよく見ています。
親御さんが片付けをしている姿も見られていると意識し、「これはここにしまって〜」などと声に出して楽しく片付けることにより、無意識のうちにお子さまも片付ける場所を学習することになるのです。
この年齢になると、手先が器用に使えるようになり、集中力も身についてきます。
おもちゃを分類したり、何をどこにしまうかといった、片付けのルールが分かるようになります。
言葉でも説明しつつ、片付けする場所にシールやイラストなどを貼って、お子さんが1人でも片付けられるよう視覚的にも分かりやすくすることがポイントです。
7歳を過ぎると、お子さんは、自分で考えて行動することができるようになります。
これまでのように親御さんが決めた場所に片付けをさせるだけでなく、自分でどこにしまうかを決めさせたり、どのように片付けたら次に使いやすいかなど、自ら考える機会を与えてあげることがポイントです。
親御さんは、できるだけ口を出さず見守りながら、必要に応じて、助け舟を出してあげると良いでしょう。
片付けが上手にできるようになるためには、ポイントを押さえておくことが大切です。
そして、そのポイントは、年齢によっても異なります。
ここからは、年齢別に注目すべきポイントについて見ていきましょう。
この年齢のお子さんのお片付けポイントは、楽しそう→やってみたい!
と思わせることです。
この年齢のお子さんは、まだ自分で考えて行動することは難しい年齢です。
また、同時進行で複数のことはできません。
そのため、親御さんが声かけをしながら一緒に片付けを行なうことが大切です。
遊びのなかに片付けを取り入れることも大切です。
おもちゃBOXのなかに、散らかったおもちゃをどんどん入れていく。
しかも楽しそうに・・・
この楽しそうというのがポイント!
お子さんにこんな風に思わせることができれば、第一段階クリアです!
この年齢のお子さんのお片付けポイントは、子どもの自発性を刺激することです。
3歳〜5歳のお子さんには、ゲーム感覚でお片付けに誘導することをおすすめします。
例えば、タイマーを使って「よーい、どん!」で、時間内にお片付けをしたり、親御さんと競争してどっちがたくさん片付けられるかなど、片付けをゲーム感覚で捉えさせるなど、片付けが楽しいという意識をお子さんに持たせられるよう工夫することも大切です。
アップテンポで楽しい曲を流し、リズミカルに片付けをしたり、楽しい曲調の決まった曲をかけることで、片付けを意識づけることも有効です。
また、おもちゃの定位置を決め、箱や棚などにシールやイラスとなどを貼って、お子さんがどこに片付けたら良いのかすぐに分かるようにおもちゃのお家をつくってあげましょう。
そうすれば、お子さんの片付けもスムーズになり、片付けが楽しくなります。
このぐらいの年齢になると、自分で考えて行動するということができるようになります。
お子さん自ら、片付ける場所を考えさせたり、おもちゃのお家に自分でラベルや飾りをつけるなど、お子さんの意思や自ら考えての行動を尊重することで、自ら片付ける習慣がつくようになります。
お子さんに片付けの習慣をつけさせるためには、なるべく早くから習慣づけることが大切です。
しかしながら、お子さんの年齢によってできること、できないことがあります。
年齢に合わせた声かけを行ない、お子さんの年齢で無理なくできることをさせることがポイントです。
またどの年齢においても共通しているのが、片付け=楽しいと感じさせること!
お子さんにお片付けは楽しいものだと思ってもらえるように親御さんが工夫することも大切です。
そして、ミッションができたときには、ぜひたくさん褒めてあげてくださいね。